このウェブサイトについて
このウェブサイトでは、2003年度から首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 建築学専攻が中心となって進めてきた、文部科学省21世紀COEプログラム「巨大都市建築ストックの賦活・更新技術育成」の一環として完成した様々な成果を、インターネット上で公開しています。
本プログラムは、東京を典型とした大都市の建築ストックを、建替えによらずに機能を高め(このことを私たちは「賦活」と呼んでいます)、都市全体にとっての良好な資産として「使い継ぐ」方法を開拓することを目的としたものです。また、建築ストックの「賦活・更新」を、第一線で担う人材を育成することも目的としています。
一方で、大都市の建築ストックは、非常に複雑な問題を抱えていることが多く、従来通りの方法では、適切な「賦活・更新」を行うことが困難です。そこで私たちは、様々の分野の専門家が、互いの専門の枠を超えてプロジェクトに立ち向かう「プロジェクト実施連携研究」と名付けた方法論を構築しました。これは、大学で行われる研究としての観点を大事にしながらも、具体的な建築物の設計や、技術の開発に向けて、各分野の研究者・実務者と学生が、有機的に協働するものです。
本プログラムでは、5年間にわたる「プロジェクト実施連携研究」により、実に様々な成果を生み出すことができました。ここで公開されているのは、そのうち電子的にまとめられたもののみですが、論文的な成果はもちろんのこと、実際の建築作品、賦活更新の方法論を示した手引書、各国の先進的な事例を紹介した事例集など、アウトプットの形式それ自体が多岐にわたっていることが、本プログラムの特徴を良く反映しているといえるでしょう。

このウェブサイトでは、こうした様々な成果を参照しやすいように、いくつかの観点から整理できるようになっています。
具体的には、
1) アウトプットの形式(論文, 報告, 作品)
2) プロジェクトの種別
3) 発表年月 で成果のソートが可能です。

是非、ご自身の手でお試しください。

なお、本プログラムの詳細については、首都大学東京21世紀COEプログラム「巨大都市建築ストックの賦活・更新技術育成」パンフレットをご覧ください。
また、本ウェブサイトのご使用にあたっては、注意事項もお読みください。

≫首都大学東京21世紀COEプログラム  「巨大都市建築ストックの賦活・更新技術育成」パンフレット(PDF:568KB)
≫ご使用にあたっての注意事項